ワーキングホリデー(ワーホリ)は、若い世代にとって自己成長やキャリアアップにつながる貴重な体験になります。
しかし、ワーホリに行く国を選ぶ際、どこが自分に合っているのか悩むことも多いと思います。
本記事では、初心者でも安心してワーホリ生活を始められる国を5つ厳選してご紹介します。
これからワーホリを検討している方にとって、理想の渡航先を見つけるヒントになるはずです。
それでは、早速おすすめのワーホリ先をみていきましょう!
▼ カナダ
カナダは、美しい自然が特徴の国です。
ワーホリビザの年間ビザ発給数の上限は6,000人で、例年定員に達するため抽選となっています。
-英語とフランス語の学習に最適
カナダは公用語が英語とフランス語の2つあり、特にフランス語圏のケベック州では、英語に加えてフランス語も学ぶことができます。
地域によって公用語が異なるので、1つの国にいながら2か国語を学ぶことができるのが魅力です。
バンクーバーやトロントなどの英語圏の都市では、英語力を磨くのに最適な環境ではないでしょうか?
-安全で生活の質が高い
カナダは治安が良く、生活インフラが整っているため安心して生活することができます。
都市部だけでなく、自然も豊かでアクティビティが好きな人には特におすすめです!
-多文化社会で過ごしやすい環境
カナダは移民の多い多文化社会で、異なるバックグラウンドを持つ人々が暮らしています。
そのため外国人に対する理解が深く、ワーホリ滞在者も受け入れやすい環境が整っています。
大都市では、日本食レストランやアジア系のスーパーも多く、異国の文化に馴染みながらも日本の食材や生活用品を手に入れることができるので、日本が恋しくなることも少ないかもしれません。
-観光地や自然が豊富
カナダには、ロッキー山脈やナイアガラの滝など世界的に有名な観光地が多くあります。
ワーホリ滞在中には旅行を楽しむこともでき、広大な自然や美しい景観を満喫しながらリフレッシュすることができます。
-仕事が豊富
カナダでは、観光業やサービス業の分野でワーホリ滞在者向けの仕事が多くあります。
特にバンクーバーやトロントなどでは求人も豊富なので、働きやすい環境が整っています。
カナダは治安が良いので、海外が初めてだという方におすすめです。
バンクーバーやトロントはワーホリや留学先に特に人気で、観光業やサービス業の仕事が豊富です。
▼ オーストラリア
オーストラリアは、雄大な自然が特徴の国です。
ワーホリビザの年間ビザ発給数の上限はなく、いつでも申請が可能。
また、オーストラリアは南半球にあるため、日本とは季節が反対になります。
-高い最低賃金
オーストラリアは世界でも最低賃金が高い国の1つです。
ワーホリでも、比較的高い収入を得ることができるでしょう。
ワーホリビザだと、一雇用主のもとで最長6ヶ月/年のフルタイムで就労が可能です。
-多様な職種
観光業や農業、サービス業など様々な業界での就労が可能です。
特に英語力に自信がない場合でも、農場での仕事など、言語の壁が比較的少ない職種が見つかりやすいのもポイントです。
-自然と都市のバランス
オーストラリアは、大自然と都会の生活の両方を楽しめる国の1つです。
シドニーやメルボルンでは、都会的な暮らしを体験できる一方、ビーチや国立公園でのアクティビティも楽しめます。
ちなみにオーストラリアは、世界遺産が多い国でもあります。
グレード・バリア・リーフやエアーズロックなど、数々の世界遺産があります。
都会の生活に疲れたら、自然の中でリラックスしてみるのはいかがでしょうか?
-安全で生活水準が高い
オーストラリアは比較的治安が良く生活水準が高いため、快適で安心した生活を送ることができます。
また医療制度も整っており、ワーホリビザでの滞在であっても、オーストラリアの健康保険制度を利用できる場合もあります。
-多国籍なコミュニケーション
オーストラリアは、海外移住者や留学生が多い国です。
外国人比率は、なんと人口の20%以上と言われています。
新しい友達を作るだけでなく、文化的な多様性を感じられる環境が魅力的です。
▼ ニュージーランド
ニュージーランドはオーストラリア同様、南半球にある国のため季節が日本と反対になります。
ワーホリビザの年間ビザ発給数の上限はなく、いつでも申請が可能。
公用語は、英語とマオリ語です。
またニュージーランドでは、水道水がそのまま飲めるのも特徴です。
-自然豊かな環境
ニュージーランドは自然の美しさが際立つ国で、山や池、海、森など様々なアクティビティが楽しめます。
都市部にいても自然が身近にあるため、仕事や生活の合間にリフレッシュすることができる点が魅力です。
また、ニュージーランドは人口密度が少ないため、人間よりも羊の数のほうが多いと言われています。
人混みが苦手な人には、特におすすめの国と言えるでしょう。
-フレンドリーで多様な社会
ニュージーランドの人々はとてもフレンドリーな人が多いです。
また、先住民族のマオリ族の文化が今でも深く根付いています。
移住者などを受け入れる体制が整っており、国外から来た人々も安心して生活することができます。
ニュージーランドは比較的治安が良く、海外での生活が初めてという人でも安心して滞在ができるでしょう。
-ビザ申請がしやすい
ニュージーランドのワーホリビザは、他の国と比べて申請が簡単で、条件も比較的緩やかです。
年齢制限や滞在期間の条件も寛容で、多くの若者が気軽に申請しやすいのが特徴です。
また滞在中は、複数の雇用主のもとで働くことができ、自由なライフスタイルを楽しむことができます。
-旅行がしやすい
ニュージーランドは国内の移動がとてもしやすい国です。
主要都市間の交通機関が発達しており、国内旅行がしやすいため、ワーホリでの滞在中にニュージーランド全土を探索するのもおすすめです。
またオーストラリアや南太平洋の島々にも近く、ワーホリ期間中に他の国を訪れてみるのはいかがでしょうか?
▼ イギリス
アートとファッションの国、イギリス。
2024年4月から、ワーホリビザ(YSL)の年間ビザ発給数を1,000人から6,000人へ拡大(先着順)。
最大2年間の滞在と就労ができます。
また湿度が低いため、夏は日本よりも比較的過ごしやすいのが特徴です。
-豊かな歴史と文化
イギリスは長い歴史と豊かな文化を誇る国で、ワーホリ期間中にその魅力を存分に体験できるでしょう。
ロンドンやエディンバラなどの主要都市では、博物館、美術館、歴史的建造物、劇場など様々な文化的スポットが多くあります。
またイギリスでは、博物館や美術館に無料で入場できるというのも嬉しいポイント!
-本場の英語が学べる
イギリスは何と言っても、英語の発祥の地!
英語力を高めるには理想的な環境です!
イギリス英語の発音や表現に触れながら、日常生活や仕事を通じて実践的な英語力を身につけることができます。
英語に慣れていない人にとっては、イギリス独特の発音やスラングが初めは難しく感じるかもしれませんが、現地の生活を通して自然と上達していくと思います。
-多様な職種
イギリスでは、ワーホリの滞在者に対して幅広い就労が許可されています。
特にホスピタリティ業や飲食店でのアルバイトなどが一般的です。
しかし、英語力や専門スキルがある人の場合、オフィスワークや専門職での仕事を探すこともできます。
都市部では多国籍企業も多いため、異文化で国際的な経験を積むことができるでしょう。
-ヨーロッパへのアクセスがいい
イギリスはヨーロッパ大陸へ近いため、週末の旅行や短期間の旅行がしやすいのが特徴です。
ロンドンやマンチェスターなどの都市からは、ヨーロッパ各国への格安フライトが豊富にあり、フランス、スペイン、イタリアなどへの旅行が手軽に楽しめます。
ヨーロッパ全体を旅する拠点として、イギリスはとてもおすすめです。
-質の高い公共サービス
イギリスは医療制度(NHS)など、公共サービスが整っているため、安心して生活をすることができます。
ワーホリ滞在者も、滞在期間などの条件を満たせばNHSのサービスを受けられるため、健康面での不安が少ないのも大きなメリットです。
また公共交通機関も発達しており、国内の移動もとても便利です。
▼ まとめ
いかがだったでしょうか?
ワーホリは、文化的多様性、歴史的な魅力、そして国際的なキャリアを目指す人々にとって、とても魅力的な制度と言えるでしょう。
特に海外生活での経験やチャレンジは、人生における大きな転機となることが多いです。
旅行以上の価値があり、海外での経験を積みたい、語学力を向上させたい、自分の可能性を広げたい人にとって、とても良い選択となるのではないでしょうか?